子供用GPSの防水性能比較
プール・雨・汗でも大丈夫?防水規格と機種別対応を徹底解説
防水規格(IP等級)の見方
防水性能は「IP」で始まる等級で表されます。「IP」の後の1桁目が防塵等級(0〜6)、2桁目が防水等級(0〜8)です。 「IPX」は防塵性能が未テストであることを意味します。数字が大きいほど保護性能が高くなります。
| 等級 | 防塵 | 防水内容 | 実用レベル | 具体例 |
|---|---|---|---|---|
| IPX5 | 規定なし | 噴流水(ノズルからの水)に耐える | 雨・手洗い程度 | 雨天の通学、手洗い時のしぶき |
| IPX7 | 規定なし | 水深1mに30分間の浸漬に耐える | 一時的な水没OK | 水たまりに落とした、水道で洗った |
| IPX8 | 規定なし | 水深1.5m以上の連続浸漬に耐える | 長時間の水没OK | プール(理論上)、水中撮影 |
| IP67 | 完全防塵(6等級) | 水深1mに30分間の浸漬に耐える | 防塵+一時水没OK | 砂場遊び+雨天、ホコリの多い場所 |
| IP68 | 完全防塵(6等級) | 水深1.5m以上の連続浸漬に耐える | 防塵+長時間水没OK | 最高レベルの防水防塵 |
機種別防水性能比較表
◎ = 問題なし / ○ = 基本OK / △ = 条件付き / × = 非推奨(2026年5月時点)
| 機種名 | IP等級 | 雨 | 汗 | 水洗い | プール |
|---|---|---|---|---|---|
| みてねみまもりGPS 第3世代 | IP55 | ○ | ○ | △ | × |
| BoTトーク | IP55 | ○ | ○ | △ | × |
| あんしんウォッチャー | IP55 | ○ | ○ | △ | × |
| まもサーチ | IP55 | ○ | ○ | △ | × |
| soranome | IP55 | ○ | ○ | △ | × |
| myFirst Fone R2 | IP68 | ◎ | ◎ | ○ | △ |
| coneco | IPX4 | △ | ○ | × | × |
| Hamic POCKET | IPX4 | △ | ○ | × | × |
| キッズフォン3 | IPX5/IPX8 | ○ | ○ | ○ | △ |
シーン別の安全性ガイド
雨天の通学
基本OKIP55以上のほとんどの機種で問題なし。ランドセルの内側やカバーの中に入れておけばさらに安心。豪雨時は防水ポーチがあると安心です。
汗をかく運動時
基本OK日常的な発汗程度ではほぼ影響なし。ただし腕時計型は汗の塩分で肌側の端子が腐食しやすいため、定期的に拭き取りましょう。
プール・水遊び
非推奨IP68のmyFirst Fone R2でも公式にはプール非推奨。塩素がパッキンを劣化させる可能性。プール時はロッカーに保管が安全。
水洗い・流水すすぎ
IPX7以上OKIPX7以上なら流水での軽い洗浄は可能。ただし充電端子に水が入らないよう注意し、洗浄後は十分に乾燥させること。
雪遊び
条件付きOK雪自体はIP55以上なら問題ないが、溶けた水が端末内に浸入するリスクあり。手袋の中に入れる等の工夫を。低温はバッテリー性能を低下させます。
泥遊び・砂場
IP6X推奨IP67/IP68なら防塵性能もあるため安心。IPX5等の防塵なし機種は充電端子に砂が詰まるリスクがあるため注意。
防水でも壊れるケース
「防水だから大丈夫」と過信すると故障の原因になります。以下のケースは防水端末でもダメージを受けるため注意が必要です。
お風呂・温泉
リスク: 極めて高い高温の蒸気が防水シールの隙間から内部に侵入。温泉の硫黄成分は金属端子を腐食させる。
海水・砂浜
リスク: 高い海水の塩分が端子やスピーカー部分を腐食。砂がボタンや充電端子に詰まる。
洗濯機
リスク: 極めて高い(ほぼ確実に故障)回転による衝撃と洗剤がパッキンを劣化させ、内部浸水を起こす。
高圧洗浄
リスク: 高い家庭用高圧洗浄機の水圧はIPX5の試験条件を大幅に超える。
サウナ・スチーム
リスク: 極めて高い高温環境はバッテリーと基板に深刻なダメージ。防水パッキンも高温で変形する。
防水ケース・カバーのおすすめ
防水シリコンケース
500〜1,500円
軽量で端末にフィット。落下保護も兼ねる。
サイズが機種専用のものを選ぶこと。
防水ポーチ(ストラップ付き)
300〜1,000円
どの機種にも使える汎用タイプ。首やランドセルに取り付け可能。
タッチ操作が必要な機種には不向き。
ジップロック型防水袋
100〜500円(複数枚)
安価で手軽。急な雨の応急処置に。
長期使用には向かない。密閉が不完全な場合あり。
ランドセル用防水ポケット
800〜2,000円
ランドセルの肩ベルトに固定でき、雨から端末を保護。
GPS端末専用に設計された製品がおすすめ。
水没時の対処法
すぐに電源を切る
水没したらまず電源をオフに。通電状態で水が内部に入ると基板がショートして復旧不可能になります。ボタンを長押しして電源を切りましょう。
外側の水分を拭き取る
柔らかい布やティッシュで端末の表面、充電端子、ボタン周りの水分を丁寧に拭き取ります。
端末を振って水を出す
充電端子を下に向けて軽く振り、内部に入った水をできるだけ排出します。強く振りすぎると水が奥に入るので注意。
乾燥剤と一緒に密封して24時間以上放置
シリカゲル(お菓子に入っている乾燥剤)と一緒にジップロックに入れ、最低24時間は放置します。ドライヤーの温風は基板にダメージを与えるためNGです。
電源を入れて動作確認
24時間以上乾燥させた後、電源を入れて動作確認。画面表示、ボタン反応、充電、通信がすべて正常か確認しましょう。
異常があればサポートに連絡
動作に異常がある場合はメーカーサポートに連絡。水没は保証対象外のケースが多いですが、有償修理や交換に応じてくれる場合もあります。
よくある質問
雨の日にGPS端末をランドセルの外側につけても大丈夫?
プールにGPS端末を持って入れますか?
汗で壊れることはありますか?
防水端末を水洗いしても大丈夫?
防水性能は経年劣化しますか?
温泉やお風呂にGPS端末を持ち込めますか?
最終更新: 2026年5月